近年、日本では空き家に関する問題が増えています。
少子高齢化により、家に住む人が少ない、管理している人の高齢化など原因はさまざまです。
空き家を所有しているけど活用できないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では空き家の活用方法として民泊をご紹介します。
空き家で始める人が増えている民泊とは?
民泊とは一戸建てやマンションに限らず、一般の方の民家の一部を宿泊施設として利用することを言います。
ホテルのような宿泊施設は旅館業法などの法律が関わってきますが、民泊は届出をすれば誰でも営業できます。
そのため、自分の家の使っていない部屋を民泊として利用したい場合、すぐ行動できるのです。
民泊には大きく分けて3つの種類があります。
●旅館業法民泊
●特区民泊
●民泊新法
旅館業法や特区民泊とは違い、民泊新法は新しくできた法律で、比較的簡単に始めることが可能です。
これらは急増する外国人観光客が宿泊できる施設の減少と空き家の増加をうまく組み合わせたものと言えるでしょう。
空き家を民泊にするメリットとデメリット
空き家を民泊にすることのメリットとしては収入が得られるという点です。
眠っていた空き家を利用し、収入が得られるのは嬉しいものです。
また、空き家を放置していると特定空家として認定されてしまいますが、民泊として活用することで避けられる点もメリットになるでしょう。
しかし、一方でデメリットも存在します。
民泊新法で民泊を開始しても年間宿泊日数は180日までと決まっています。
一年を通して営業できないので収入が安定しないことがデメリットになるでしょう。
他にも空き家のままだと存在しなかった修繕費や管理費も発生します。
収入も増えますが、支出も増える点にはご注意ください。
空き家を民泊にする手順とは
空き家を民泊にする手順としては3ステップです。
●民泊の形態を決める
●民泊としての営業の許可申請をする
●民泊運営開始の準備をする
民泊の形態に関してはそれぞれ条件がありますので、当てはまるのはどれなのか確認しましょう。
また、民泊として営業するうえで修理やリフォームなどの準備も必要になります。
すべて同時進行でおこないますのでバタバタするかもしれません。
近隣の方とのトラブルの発生も考えられますので、対策をあらかじめ立てておくと良いでしょう。
まとめ
現在、日本の人口は減っていますが外国人の観光客の人数は増えています。
買う人、借りる人が見つからない場合は民泊としての活用方法があります。
手順もそこまで複雑ではないので安心してください。
空き家をそのまま眠らせておくのではなく、有効活用して新たな収入源にしましょう。
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