今後マイホームを購入したいと検討している方であれば「長期優良住宅」は気になるポイントの一つではないでしょうか。
では長期優良住宅とは、どのような住宅のことを指すのかご存じでしょうか。
今回は長期優良住宅とはどういった住宅なのか、またメリットとデメリットについて解説していきます。
購入前に確認!長期優良住宅とは?
「長期優良住宅とは何?」と思う方も多いでしょう。
わかりやすくご説明すると、長期優良住宅制度とは、長期間にわたって優良な状態を保てる住宅のことで、これは平成21年に開始された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づいたものです。
長期優良住宅の認定を受ける条件として、長期に使用するため構造や設備の対策がされていることが挙げられます。
その他にも居住環境への配慮がされていることや、住戸面積が一定の基準をクリアしていること、建物の点検や補修など「維持保全計画」に関して方法を定めていることなどが挙げられるでしょう。
長期優良住宅を購入するメリット
では長期優良住宅を購入しようと考えた場合、メリットはあるのでしょうか。
まず一つめのメリットとして、住宅ローンを利用してマイホームを購入する際の所得税が控除されますが、2023年度までに入居をする場合、年末の時点で住宅ローン残高の0.7%が最大で13年間控除されます。
二つめのメリットは、固定資産税の減税期間が通常の住宅よりも延長されることです。
一戸建てで5年間、マンションなどは7年間とされていますが、ただし住宅面積が50㎡以上280㎡以下、床面積が全体の2分の1以上などの規定がありますので、購入する前に減税の対象になるのか計算してみると良いでしょう。
長期優良住宅を購入するデメリット
長期優良住宅を購入する際のデメリットの一つとして、申請するには費用がかかることが挙げられます。
設計図の書類作成にはおよそ20万円、技術および認定のための手数料におよそ5万円~6万円かかるでしょう。
さらに依頼先によっては、代行申請料などもかかる場合もあります。
また、メンテナンスが必要であることもデメリットと言えるでしょう。
長期優良住宅の維持保全計画において、点検や修繕はとても大切なことです。
次の世代に住宅を引き継ぐためにも、メンテナンスを実施した書類をしっかりと残しておくと、後々の手続きがスムーズにいくでしょう。
まとめ
長期優良住宅は一定の条件をクリアしているため、安心して住み続けられる優良な住宅であることを解説しました。
長期優良住宅を購入する際は、住宅ローンや固定資産税などの税金の控除がメリットとしてある一方、申請やメンテナンスに費用がかかることはデメリットと言えます。
しかし安心安全に住み続けるためだと考えれば、必要な経費であるとも言えるでしょう。
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