マンションの売却が決まったら、購入希望者に向けて物件の見学会をおこないます。
内覧時の印象次第で物件の売れ行きも変わっていきますので、良い印象をもたれるような内覧をすることが大切になります。
そのためには、ただ立ち会うのではなく好印象を与えるための準備が必要です。
それでは、全体的な流れと、準備や対応の方法についてみていきましょう。
マンション売却での内覧の流れや平均件数
はじめにマンション売却の際の、内覧の流れについて知っておきましょう。
基本的な流れは、売却を不動産会社に依頼して広告活動をおこなってもらいますが、内覧の予約が入ると不動産会社から連絡が来ます。
売主は希望者が見学に来る前に、部屋を見せる準備をしておかなくてはなりません。
見学者の希望するすべての部屋を見せる義務はありませんが、ベランダやバスルーム、収納などの生活上大切な場所は、なるべく見せられるように準備しておくことがベストです。
1回の内覧で売却できることもありますが、30回以上おこなわれることもあります。
平均的な内覧回数は10回程度です。
マンション売却時の内覧で準備することとは?
事前準備で抑えておきたいポイントは掃除とにおい取りです。
汚れやすい水回りや入って最初に目にとまる玄関は、とくに意識して掃除をすることで好印象を与えることができるでしょう。
においに関しては早めの対策が必要になります。
とくに生活臭は、住人には気づきにくいため、事前に不動産会社の方に確認し、不快なにおいがある場合は、早めに対策をおこないましょう。
ほかにも、壁などに付いた傷は無理して隠す必要はないものの、可能な範囲できれいな状態に修復しておくことが望ましいです。
些細なことになりますが、訪れた方のために清潔なスリッパを用意しておくと、それだけで良い印象を与えることができます。
内覧には家族連れで訪れることもあるので、多めに用意しておくことをおすすめします。
マンション売却時の内覧当日の対応
内覧当日に成功するためには、その日の動きが大切になります。
照明は明るく、室温の調整も適度におこなっておきましょう。
ネガティブな質問が来ても、すぐ回答できるように、事前にイメージしておくのも良いでしょう。
話が長くなる場合は、お茶を用意しておくと好印象を与えるポイントの一つになります。
口約束はあとからトラブルの要因になりますので、やんわり断りましょう。
まとめ
マンション売却時には内覧がつきものであり、事前準備や当日の対応が必要になります。
購入者の立場になって、どこを見るのかなど想像しておくと、見学当日の対応もスムーズにいくのではないでしょうか。
少しでも良い印象を与えられるよう、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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